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30代会社員の不妊治療記録ブログ

採卵に備えて精子凍結をしてきたはなし

地方在住、30代の会社員です。なかなか採卵のスタートに立てない中、今現在できる準備として精子凍結を行ってきました。今回は精子凍結についてのお話をしたいと思います。

 

2023年11月から体外受精にステップアップし、採卵予定でしたが、思うように卵胞が育たず、まだ採卵周期に入ることができない状態にいます。

もはや生理調整をして「この日」と決めて採卵するのは難しいと思っています。

そうなると、突然採卵日が決まることになり、夫にも急に休みを取ってもらう必要が出てきます。

 

すんなり休みがとれれば良いですが、もちろん休めない時もあります。

また、以前の記事でお話しましたが、夫はそのときの状態によって精液検査の結果に波があることがわかっています。

顕微授精にせざるを得ないほど悪いときもあれば、調整なしでも良好なときもありました。

 

うまく育ちにくい卵胞がなんとか育ったとしても、そのときの夫の精液所見が悪かったら、それまでの努力やお金は無駄になってしまいます。

そして、わたしのAMHは0.2です。

残りわずかな卵胞を生かしてあげるためにも、体外受精用に凍結精子を用意しておくことをすすめられました。

 

もちろん採卵当日は夫にも採精してもらい、基本的には新鮮精子を使用してもらう予定です。

凍結精子はあくまで万が一に備えての「お守り」として準備することにしました。

 

というのも、やはり凍結精子よりも新鮮精子を用いたほうが胚盤胞になる確率は上がると聞いたためです。

 

凍結精子は新鮮精子を凍結させ、その後融解するという処置を行います。

その過程で、運動率や精子自体の動きが落ちるそうです。

そのため、凍結精子を用いる場合はすべて顕微授精にすると言われました。

 

わたしのクリニックでは新鮮胚移植は行っておらず、すべて凍結すると聞いています。

そうなると、凍結と融解を2回も行うことになるため、問題はないと言われていても少し不安なところもあります。

 

ですが、ひとまず「お守り」として、夫に協力してもらいました!

 

精子凍結をすすめられたことを伝えると、夫はまったく嫌がることなくいいよと言ってくれました。

 

方法はほとんど人工受精のときと同じです。

事前にクリニックから採精容器をもらい、それに入れて受付に提出するだけです。

わたしのクリニックでは、精子凍結を行っている曜日と提出時間が決まっており、あらかじめ予約をとる必要がありました。

 

当日夫には休みを取ってもらい、自分でクリニックへ提出してもらいました。

提出したのは朝、クリニックの診察が始まる前で、その後お昼過ぎにわたし宛にメールが届きました。

 

メールを見ると、精子を3本に分けて凍結保存したとのこと!

 

つまり、解凍に問題がなければ採卵3回分はこれでまかなえるようです!

これが思った以上に安心感が大きくて、何度もメールを見てはホッとしていました…。

 

特に精液検査の結果についてのは連絡はなかったので、次回の診察のときに聞いてみようと思います!

 

ひとまず、今回無事に凍結精子が用意できたので、次はわたしの番です。

次こそ採卵できるように、身体を整えていきたいと思います…!