地方在住、30代の会社員です。今回は頑張って卵子を育てたものの、その努力は水の泡となり、ただ年明けのリセットを待つことになった話をしようと思います。
今周期は体外授精に進むことを決め、採卵をする予定でいましたが、FSHが高い状態が約1ヶ月続いたことで予定が狂いました。
プレマリンを飲み続けることでなんとかFSHを下げることができましたが、クリニックのお休みに重なるため、今周期の採卵はできないと告げられました。
その代わりとしてタイミング法または人工授精で進めることになり、隔日で排卵誘発の注射を打ちました。もちろん、次の診察までにタイミングも取るんだよと言われていました。
聖なる夜とはいえどまったく誘う気配のない夫に、不本意ながらわたしから声をかけて薬を飲んでもらいましたが、やっぱり最後まではできませんでした。
行為ができるようになっただけでも、挿入できるようになっただけでも、この半年間でのかなり大きな進歩ではありますが、妊娠する可能性はゼロのままです。
やっぱり夫にも自分の病気（膣内射精障害）を受け止めて調べたり治療したり、なんならスポイト法も試してほしいなと思いつつも言えないでいます。
そんな状態でタイミングが取れないまま迎えた診察日。
今周期は育ちにくいと言われていたはずなのに、なんとすでに排卵してしまっていました…。
1ヶ月もプレマリンを飲んで、その上たくさん注射して、忙しい中有休を取って病院に通ったのに…。
お金も時間もかけたのに、全部水の泡になってしまいました…。
茫然としてしまって、あんまり先生の言葉は入ってきませんでした。
とにかく、これ以上卵子を無駄にしたくないということだけ強く思いました。
次こそ採卵したいと伝えると、先生からは「精子凍結」をすすめられました。
わたしはAMHが低く残りの卵子が少ないです。
さらに、夫は精液検査がいい時と悪いときの波が大きく、せっかくいい卵子がとれたとしても精子の質が悪ければもったいないでしょうとのこと。
だから、調子のいいときの精子をあらかじめ凍結しておき、採卵に備えようとのこと。
一度凍結した精子は解凍すると運動率がかなり下がってしまうそうです。
そのため、ふりかけ法ではなく顕微受精一択になるとのことでした。
もちろん、当日採精してもらったものを使った方が妊娠確率は上がるので、ダブルで準備しておこうという話になりました！
年末年始は久しぶりな人たちと会う約束があり、同い年のママに会ったり、子供の話になるのが今から憂鬱でなりません…。
でも、来年絶対ママになるぞと強い意志を持ち、誰に何を言われてもうまくかわそうと誓う、今日この頃なのでした…！
いつもわたしの記事を見ていただきありがとうございます！
来年こそはみなさまの努力が報われますように…！
良いお年を！
