ちょっとここらでtea break

30代会社員の不妊治療記録ブログ

タンパク質を意識しはじめたはなし

地方在住、30代の会社員です。1回目の採卵は多精子受精という結果で終わってしまいました。今回は、体質改善の一つとして、タンパク質を意識しはじめた話をしようと思います。

 

きっかけは、採卵直前の診察の日にさかのぼります。

その日は、診察までの待ち時間の間に図書館を訪れました。

 

その図書館に来るのははじめて。

図書館の妊活コーナーに立ち寄ると、けっこうたくさん妊活本がそろっていました。

 

そんな中、一冊の本を手に取りました。

主婦と友社の「妊活にいいこと大全」です。

 

生活リズムや食事、睡眠などの観点から、妊活のためにはこうするといいよ、という感じで柔らかくアドバイスしてくれています。

 

この本を読んで、知らなかったと思うことがけっこうあり、不妊治療をしているのに妊活にいいことの知識はぜんぜんなかったんだ…と衝撃を受けました。

 

特に食事面はほとんど知らない&実行していないことばかりで、採卵直前なのにやり残したことがいっぱいじゃん!と思ってしまいました。

 

その中でも特に、「毎食片手一つ分のタンパク質をとる」というのが目に止まりました。

 

肉・魚・豆・卵などに含まれるタンパク質はトリプトファンというアミノ酸を含んでいて、このトリプトファンが体内に入るとメラトニンという物質になるそうです。

 

メラトニンはエイジングケア効果があり、卵子の質やAMHを改善させる力もあると書かれていました。

 

卵子の質やAMHを改善させる……?!

 

AMHが0.2のわたしにとって、本当か分からないけれど大きな希望のように感じました。

 

そんなわけで、少しずつタンパク質を増やすことを心がけはじめました。

 

これまでの食生活の中で明らかにタンパク質が取れていないのは、平日の朝食でした。

食パンをトーストして、ジャムやチョコクリームを塗ったものと豆乳だけ。

平日の朝は忙しいのもあって、炭水化物メインでただエネルギーをとっているだけという感じでした。

 

そこで、朝食をおにぎりに変えてみました!

・塩昆布とプロセスチーズのおにぎり

おかかとほうれん草のおにぎり

・ネギとしらすのおにぎり

などなど。

 

ポイントは、必ず肉・魚・豆・卵・乳製品などのタンパク質をおにぎりの具に使うことです。

また、お米は玄米を3ぶづきで精米したものに変えました。

 

玄米はビタミン・ミネラルが豊富に含まれており、こちらも卵子の質改善に良い効果があると聞いたためです。

玄米は3ぶづきだと、あまりクセもなく食べられるのでおすすめです。

 

おにぎりは前日の夕食後に作っています。

夕食時のご飯を多めに炊いて、今日はどんな具にしようかなと考えるのがけっこう楽しいです!

Instagramでおにぎりばかり検索しています)

 

毎日おにぎりだと続かないと思うので、たまには食パンを食べることもあります。

そういう日はヨーグルトをつけたり、プロテインを飲んだりしてタンパク質をとっています。

 

 

マーガリンをやめてバターにしたり、おやつは低糖質なものにしたり、いろいろ実践したいことはありますが、まずはタンパク質の摂取量を増やすことから頑張ってみたいと思います!

次回の採卵に向けて、少しでも良質な卵が育ちますように…!

 

 

 

採卵①受精結果についてのはなし

地方在住、30代の会社員です。前回ははじめての採卵、当日の様子についてお話ししました。今回は、受精結果についてのお話しをしようと思います。

 

わたしはAMH0.2で、採卵直前には3つの卵胞が見えていましたが、採卵できたのは1個でした。
精子が良好ということでしたので、予定通りふりかけ法での受精をお願いしました。

 

受精結果は、翌日メールで連絡がきました。

 

結果は…

 

卵子精子が2つ入り込んでしまう、多精子受精だったとのこと。


卵子1つに精子1つが入る状態が正常なので、今回は異常受精に該当します。

(双子になるわけではなく、異常状態なので成長しないようです)

 

えっ…そんな……

 

受精しないかもとか、受精しても途中で成長が止まっちゃうかもとは思っていたのですが、多精子受精になるとは考えもしませんでした。

 

通常では、1つの精子卵子内へ入った場合、それ以上精子が入れないように卵子がブロックするそうです。

 

ふりかけ法だと、自然妊娠や人工授精と比較して、卵子1つにふりかけられる精子の数が多すぎて、そのブロックが間に合わずに2つ目の精子が入ってしまうことがあるようです。

 

一方で、卵子の質が良くないために、ブロックがうまく働かなかったことも原因として考えられるようです。

 

いずれにしても、わたしたちの卵子精子にはちゃんと受精する力があるんだと分かっただけでも、体外受精に進んでよかったなと思いました!

 

卵子の質が良くない可能性が出てきたので、本格的に体質改善しなきゃなと思います。

 

あと、次の採卵で1個以上とれたら1個は顕微授精にしてもらおうと、強く思いました。

 

一回の採卵で終わるとは思っていなかったので、めげずに次も頑張ろうと思います!

 

 

#不妊治療 #早期卵巣不全 #低AMH

 

 

 

 

 

 

局所麻酔で採卵してきたはなし

地方在住、30代の会社員です。ついにはじめての採卵を迎えました。今回は、局所麻酔で採卵してきた話をしようと思います。

 

採卵当日は8:30にクリニックに集合ということで、6:30に起床し7:30に家を出ました。

 

わたしは前日夜22:00から禁食かつメイクなしで来てくださいとのことでしたので、顔を洗って着替えるだけで準備完了。

 

夫の方はというと、基本は院内採精なのですが、希望して自宅採精にしてもらったため、わたしは出発時間を気にしつつ待機していました。

 

無事に採精完了し、急いで荷物をまとめて出発!

いつもは下道を通りますが、この日は時間厳守かつ通勤ラッシュで混むと言われていたため高速道路を通ってきました。


たしかに道が混んでいて、ギリギリ8:30に到着。

受付を済ませると自分のベッドに案内され、院内着に着替えて座薬をさして待つように言われました。
身体を締めつける下着のみ外すとのことで、ヒートテック長袖、腹巻き、靴下はつけたままでOKでした。
それから、わたしの通うクリニックではあらかじめ産褥ショーツを自分用に購入しておくように言われていたため、ここで履き替えました。

 

準備ができてベッドに横になっていると、看護師さんがやってきて点滴が始まりました。
この日は採卵4番目(最後)だったので、呼ばれるまで横になって休んでいました。

夫もそばにいてくれましたが、外出が許可されると「ちょっと出てくる」と言って出ていってしまいました…


自分の一つ前の人が終わる前に、トイレに行くように言われました。
尿が溜まっていると卵が見えにくいから、らしいです。

点滴のアレをガラガラ押しながらトイレを済ませて待機していると、ついに順番がきました。


手術室は同じフロアで、10秒くらいで着くような距離でした。
左手に酸素濃度計、右腕に血圧計がつけられます。

そして産褥ショーツを上に上げられ、足元にはタオルをかけられて待機…。

 

手術室は一つの部屋になっていて、手術台がカーテンに仕切られて並んでいるようでした。
隣から、一つ前の人が採卵しているのが聞こえてきて、9個取れたよ〜と言っていました。

 

…わたしより年上に見えたのに、羨ましい…

 

なんて思っていると、いよいよ自分の番がやってきました。

 

まずはエコーで卵胞チェック。
卵胞は3つ見えて、どれも24mmくらいでいい感じでした。

先生は「それじゃあ頑張ろうね〜」と一言かけてくれました。


まずは皮膚表面を消毒…これは介護されてる感じですが、痛くはありません。
次に膣内を消毒…何か塊のようなものを膣内に入れられている感覚…!

これがかなり痛い!卵管造影並みに痛い!
(とはいいつつ卵管造影よりはマシかな…?)


さらに、尿が溜まってますね…ということで管を通されました…

(直前にトイレに行ったのにな…)


そしていよいよ局所麻酔。
まずは膣内に管が通され…これも痛い!
その中を針が通っていきます。
麻酔の針を刺した痛みはあまりなく、
その後知らない間に採卵がスタートしていました(これは痛くなかったです)


吸い取るたびに「ピコン」という音が鳴るのですが、何回か音が鳴っていたのでけっこう吸ったようでした。

 

途中先生が、「今のところ1個ですよ〜」と教えてくれました。
「2個目あったら言ってね〜」と、吸い込んだ先の他のスタッフさんに呼びかけていましたが、2個目は見つかることはなく終了しました。

 

緊張で足の震えが止まりませんでしたが、採卵中はあまり痛くなくて、消毒の痛みとのギャップで途中笑いそうになってしまいました…


でもやっぱり怖くて、そばにいた看護師さんのお腹あたり?をさすさすしてしまいました…
(手をさすって欲しかったです…)

 

終了してからの痛みはありませんでした。看護師さんが産褥ショーツを下ろしてナプキンをつけてくれました。
点滴が栄養剤から抗生物質に変わり、ベッドに戻って1.5時間〜2時間安静と言われます。

施術時間は20分程度でした。

 

ベッドに戻ると夫はまだ外出から戻っておらず、10:30には戻ってきてねと言ったのに11:00になってもまだ来ない…


かなり痛かったのに1個しか取れなくて、でも前の人は9個も取れてて、しかも夫にいたわって欲しかったのに大事な時にそばにいなくて…
30分くらい、しくしく泣いてしまいました。


泣いてる間に看護師さんが経過観察に来て、ちょっと気まずかったけど、にこにこして優しかったです。


待っていてもまだ夫が来ないので、ゆっくり身体を起こして棚の上に置いてたスマホを取ると、30分前にラインが来てて「車で待ってる」とのこと!!


なんで?入院って言ったよね…?

という怒りが湧きつつ、冷静に「部屋に来てよ〜泣」と返信…。


まったく悪気のない顔で、5分後くらいに来てくれました。

 

でも、夫の顔を見たらようやく安心して、いろいろ話してしまいました。

 

点滴が終了すると、最後にトイレに行って、動いても痛みがないかと、出血量の確認をしました。
多い昼用のナプキンをつけていましたが、出血はほぼなく、生理終了日程度でした。
麻酔は1時間ほどで切れるということだったけど、切れたのがわからないくらい痛みはなかったです。

これにて無事退院となりました!


夫の運転での帰宅だけど、寄り道せずにまっすぐ帰るよう伝えられました。
家に帰ってから少量の水分をとり始め、消化の良いものから食べるようにとのこと。

 

道中だんだんお腹が空いてきて、車窓から見える建物全てが食べ物屋さんに見えました…笑

 

家に着いて、畳の部屋に布団を敷いて横になっていると、知らぬ間に眠っていました。
気がつけば午後4時過ぎ。

緊張でかなり疲れていたのだと思います。

 

今回採卵できたのは3個中1個でしたが、1個も取れない場合もあるし、まずは1個取れたことを喜びたいと思います!

 

未完成婚のため、タイミングが取れたことはありません。

過去2回の人工授精も排卵後だったため、わたしの卵子と夫の精子が出逢うのは、もしかしたらはじめてかもしれません…!

 

ほんとは3個取れたらよかったけど、まずは1個、取れてよかったです…!

 

…次回へつづく

 

 

#不妊治療 #早期卵巣不全 #低AMH

 

 

 

採卵前の投薬についてのはなし

地方在住、30代の会社員です。採卵周期に入り、たくさん注射や薬を使用することになりました。今回は、1回の採卵で使用した薬たちについてお話ししたいと思います。

 

◼️HMGフジセイヤク

FSHとLHが入っている、卵胞を発育させるための薬です。

比較的強めの誘発剤とのことです。

D7〜D9の3日間に打ちました。

冷蔵保存なので、冷蔵庫で保管します。

薬は粉になっているので、これを溶解液に溶かしてから注射します。

針はゴナールエフ皮下注ペンの2倍以上…!

おへそをさけた、皮下脂肪の多いお腹周りに注射しました。

 

f:id:yaki_pudding:20240203100304j:image

 

◼️HMGあすか

こちらもFSHとLHが入っている薬です。

卵胞の発育のための薬です。

D10〜D13の4日間に打ちました。

薬の中身が違う以外はHMGフジセイヤクと同じです。

冷蔵保存で、薬は粉状なので溶解液に溶かしてから注射します。

 

◼️ガニレスト

LHの分泌を抑制して、排卵を抑制させる薬です。

D11〜D13の3日間に打ちました。

こちらは常温での保存です。

薬は注射器の中に入っているため、調合する必要はありません。

ただ、毎日同じ時間に打つように言われました。

(多少打つ時間がずれても前後1時間は許容できるとのことでした)

できれば夜が良いということだったので、毎晩帰宅後の18:30頃に打ちました。

同じ日にHMGあすかも打つ必要があったので、時間厳守のガニレストを先に打ち、その後HMGあすかを打つという順番にしていました。

なお、おへその少し下、お腹の真ん中あたりに注射したら激痛で、2時間くらい鈍痛がしていたのでお気をつけください…!

 

◼️HCGモチダ

卵胞の成熟や排卵の誘発を促す薬です。

D14(採卵の前々日)に打ちました。

冷蔵保存なので冷蔵庫で保管します。

薬は粉になっているので、これを溶解液に溶かしてから注射します。

方法はHMGフジセイヤク、HMGあすかと同様です。

こちらも時間指定で、22:00に打ちました。

この時間は採卵の時間を考慮して決められた時間なので、絶対に忘れてはいけません!

21:15ごろに冷蔵庫から出して常温に戻しておき、21:55に手を洗って薬を調合、22:00に注射しました。

この日は早めに食事と入浴を済ませました。

ちなみに、注射を打つ前に常温に戻すのは、常温の方が痛くないと看護師さんから聞いたからです。

(確かめていないので違いはわからないですが…)

 

◼️座薬ボルタレンサポ

主に鎮痛剤として使用されるとのことですが、服用を続けることで排卵防止効果があるようです。

D15(採卵前日)に使用しました。

7:00、15:00、23:00の3回使用します。

こちらは冷蔵保存です。

この日は出勤日で、15:00の分を会社でするのはちょっとな…と、少し考えました。

会社で座薬をする場合、会社の冷蔵庫に入れるか、保冷剤で冷やすかしてくださいと言われました。

いろいろ悩みましたが、7:00の座薬をした後1時間くらい気持ち悪くなったのと、急に話しかけられたり、バタバタしてて忘れる可能性があったので、思い切って午後からお休みをいただきました…!

(会社の方々に感謝…!)

結局15:00の座薬の後も1時間くらい気持ち悪くなり、横になって休みました…。

 

◼️まとめ

D7からD16の採卵日まで、毎日何かしらの薬を使用しました!

注射は痛いし緊張するし、嫌なことは確かなのですが、個人的には座薬の方が不快感がありました…!

(注射は慣れたっていうことかな…?)

 

ちなみに注射はすべてお腹周りにするよう指示されました。

できるだけ皮下脂肪の多いところを選ぶのが痛くないポイントかなと思います。

 

やっぱり採卵前は人工授精とは比べ物にならないくらい大変ですね…!

 

注射を打つのも大変だし、卵胞が3つしか育っていないのにお腹が張った感じがして、仰向け寝や前屈みの格好が辛かったです。

 

採卵率は7割みたいなので、3つ全部取れるとは限らないそうです。

体外受精はいろいろな検査の意味もあるので、1つでもいいから採卵したいなと思っています。

 

いざ採卵となると急に怖くなってきて、すでに採卵を終えた方々のブログを読み漁っています…!

怖いですが、頑張ります!

応援よろしくお願いします!

 

…次回へつづく

 

 

#不妊治療 #低AMH #早期卵巣不全

ついに!採卵周期がスタートしたはなし

地方在住、30代の会社員です。体外受精へのステップアップを決断してからなかなか身体が整わず、3ヶ月が経ちました。今回は待ちに待った採卵周期がスタートしたお話をしようと思います。

 

前回、生理3日目に血液検査をしたところ、FSHが高く、E2が低い状態でした。

また、エコーでも卵胞は確認できませんでした。

 

そこで、ひとまず投薬なしで様子を見て、生理7日目に再度受診するように言われました。

 

前は薬を飲んでFSHを下げたんだし、様子見せずに薬を飲んだ方がいいんじゃないの…?と内心思いながら先生の指示に従いました。

 

生理3日目までは基礎体温が36.7℃以上と高い値でしたが、生理4日目の朝、基礎体温を測ると36.5℃まで下がり、5日目以降も36.4℃〜36.5℃を維持していました。

 

低温期は基礎体温が下がることで卵胞が育つという話を聞いたことがあったので、これはもしや…という期待を抱きつつも、期待しないように過ごしました。

 

そして迎えた生理7日目。

FSHは8.2、E2は90になっていました!

エコーでは、卵胞が2つ確認できました!

 

先生は、「卵巣を休ませたことで卵が育ってくれたね〜」というので、なんとなく予想できてたのかなと思いました。

先生を信じて良かったです!

 

採卵周期スタート予定から2ヶ月半が経ちましたが、ようやくスタートすることができました…!

 

いつもより強めの注射で誘発していくことになりましたが、ここまで来たらもう、何があっても頑張れる気がします…!

 

とにかく、今確認できている2つの卵胞を大きく育てて、2つとも採卵できるように頑張ります!

 

低温期は基礎体温を下げたほうがよいという話は、下記ブログに書いていましたので、気になる方はご覧ください。

基礎体温の整え方|ファンクショナルマッサージ治療室 藤沢院

 

自己注射が怖いですが、いい卵を育てるために頑張るぞ!

 

…次回へつづく

 

#不妊治療

#早期卵巣不全

#低AMH

 

 

卵巣が腫れたその後の経過についてのはなし

地方在住、30代の会社員です。前回の診察にて卵巣が腫れていたことがわかり、薬を飲んで強制的にリセットさせることになりました。今回は、その後の経過についてのお話をしようと思います。

 

卵胞が腫れているとわかったその日のうちにプレマリンとノアルテンを飲み始めましたが、次の日には基礎体温が上がりました。
(薬の力ってすごい…)

 

卵巣が腫れていると言われるまでは気がつきませんでしたが、なんだかお腹が出ていました。

 

どうせ正月太りで仕事が始まったらへこんでくるだろうと思っていましたが、そんなことはなく…
リセットがくるまでお腹は出たままでした。

 

普段仕事用に履いているボトムスのウエストがキツく、ひとまわり緩めの私服を出してきて着用した日もありました。

 

薬を飲み終えて4日ほど経つと、予定通りリセットが来ました。

それまで出ていたお腹はだんだん引っ込んでいき、生理3日目には体重が2Kgも減っていました…!

 

今回の生理では経血量も普段通りで、生理痛も鈍痛程度で済みました。

ただ、やはり低温期の基礎体温が高いのです。

高温期が36.9℃くらいに対し、低温期は36.7℃。

 

低温期に体温が下がらないと卵胞が育たない、という話が頭に浮かび、またダメかも…と思いながらCLの診察日を迎えました。

 

結果は、FSHが23、E2は32。
エコーも行いましたが、卵胞は確認できませんでした。

 

先生曰く、今回もFSHが高いために卵胞が育たない状態になっているとのことでした。

 

ひとまず今回は薬を飲むことなく様子見し、4日後にまた検査しましょうということになりました。

 

なんとなく今回もダメそうな気はしていましたが、なかなか採卵のスタートに立てないことに落ち込み、また泣きそうになってしまいました。

 

AMHが低い人でも、ちゃんと採卵周期に入って、1個でも採卵しているのがとっっっっっても羨ましいです!

 

スタートにすら立てない人もいるよ、と思います。

 

でも、わたしみたいになかなか採卵のスタートに立てずにいて、その後なんとか採卵した人がいるのも知っています。

 

そういう一部の人に勇気をもらいながら、わたしも少ない希望を信じて頑張っていこうと思います。

 

この日は帰りにショッピングしてきたのですが、ストレスが溜まっていたのか、服とかアクセサリーとか、たくさん買ってしまいました…。

 

不妊治療中はあまりお金を使わないように気をつけていますが、好きなものを我慢せずに買ったことで、ちょっぴりハッピーになって、落ち込んでいた気持ちもどこかに行っていました。

 

周りの人と比べてしまい、つい焦ってしまいますが、わたしは卵胞が育つまでに時間がかかるということをちゃんと受け止めようと思います。

 

のんびりマイペースな卵胞だから、わたしも気長に成長を待とうと思います。

 

こんなわたしですが、応援していただけると嬉しいです。

 

…次回へつづく

 

 

 

#低AMH

#高FSH

#早期卵巣不全

 

採卵に備えて精子凍結をしてきたはなし

地方在住、30代の会社員です。なかなか採卵のスタートに立てない中、今現在できる準備として精子凍結を行ってきました。今回は精子凍結についてのお話をしたいと思います。

 

2023年11月から体外受精にステップアップし、採卵予定でしたが、思うように卵胞が育たず、まだ採卵周期に入ることができない状態にいます。

もはや生理調整をして「この日」と決めて採卵するのは難しいと思っています。

そうなると、突然採卵日が決まることになり、夫にも急に休みを取ってもらう必要が出てきます。

 

すんなり休みがとれれば良いですが、もちろん休めない時もあります。

また、以前の記事でお話しましたが、夫はそのときの状態によって精液検査の結果に波があることがわかっています。

顕微授精にせざるを得ないほど悪いときもあれば、調整なしでも良好なときもありました。

 

うまく育ちにくい卵胞がなんとか育ったとしても、そのときの夫の精液所見が悪かったら、それまでの努力やお金は無駄になってしまいます。

そして、わたしのAMHは0.2です。

残りわずかな卵胞を生かしてあげるためにも、体外受精用に凍結精子を用意しておくことをすすめられました。

 

もちろん採卵当日は夫にも採精してもらい、基本的には新鮮精子を使用してもらう予定です。

凍結精子はあくまで万が一に備えての「お守り」として準備することにしました。

 

というのも、やはり凍結精子よりも新鮮精子を用いたほうが胚盤胞になる確率は上がると聞いたためです。

 

凍結精子は新鮮精子を凍結させ、その後融解するという処置を行います。

その過程で、運動率や精子自体の動きが落ちるそうです。

そのため、凍結精子を用いる場合はすべて顕微授精にすると言われました。

 

わたしのクリニックでは新鮮胚移植は行っておらず、すべて凍結すると聞いています。

そうなると、凍結と融解を2回も行うことになるため、問題はないと言われていても少し不安なところもあります。

 

ですが、ひとまず「お守り」として、夫に協力してもらいました!

 

精子凍結をすすめられたことを伝えると、夫はまったく嫌がることなくいいよと言ってくれました。

 

方法はほとんど人工受精のときと同じです。

事前にクリニックから採精容器をもらい、それに入れて受付に提出するだけです。

わたしのクリニックでは、精子凍結を行っている曜日と提出時間が決まっており、あらかじめ予約をとる必要がありました。

 

当日夫には休みを取ってもらい、自分でクリニックへ提出してもらいました。

提出したのは朝、クリニックの診察が始まる前で、その後お昼過ぎにわたし宛にメールが届きました。

 

メールを見ると、精子を3本に分けて凍結保存したとのこと!

 

つまり、解凍に問題がなければ採卵3回分はこれでまかなえるようです!

これが思った以上に安心感が大きくて、何度もメールを見てはホッとしていました…。

 

特に精液検査の結果についてのは連絡はなかったので、次回の診察のときに聞いてみようと思います!

 

ひとまず、今回無事に凍結精子が用意できたので、次はわたしの番です。

次こそ採卵できるように、身体を整えていきたいと思います…!