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30代会社員の不妊治療記録ブログ

採卵前に排卵してしまったはなし

地方在住、30代の会社員です。2回目の採卵予定日の2日前の診察で、すでに排卵してしまったことが分かりました。今回は、治療内容と悲しみと悔しさについてお話しさせていただきたいと思います。

 

前回の記事では、大きな卵胞が見当たらないけどFSHの値が下がったので、ひとまずHMG注射をスタートしたというところまでお話ししました。

 

4日間HMG注射をした後、血液検査と診察を受けてきました。

E2の値は530まで上昇していましたが、やはりエコーでは大きな卵巣が見当たりません。

特に左側の卵巣が見えにくく、腸に隠れてしまっているかもとのことでした。

 

採卵するにはまだまだ大きく成長させる必要があるため、HMG注射の量が150×2から150×3に増やされました…

 

そして、この日はまだP4は1以下で、まだ排卵しないだろうと言われていましたが、念のためその日からデュファストンという排卵防止用の飲み薬を処方されました。

また、2日後からはガニレストを注射するように指示されました。

 

順調に卵胞が大きくなれば6日後、遅ければ8日後に採卵ですね〜、と言われてこの日は終了となりました。

 

もちろん指示された通りに飲み薬を飲み、注射もしていました。

ただ、1回目の採卵周期のときのようなお腹の張りがなく、今回は成長が遅いのかな…なんて思っていました。

 

採卵予定日の2日前に、再度クリニックを受診しました。

先生は第一声に、「排卵しちゃいましたね〜」と口にしました。

エコーを見ながら、「子宮内膜が白くなっているでしょう?排卵すると、ここが白くなるの」

と教えてくれました。

 

P4の値は7まで上がっており、前日か2日前くらいには排卵してしまっただろうとのこと。

 

排卵防止のための注射をして、薬も飲んでいたのになんで排卵しちゃったの?と思い尋ねると、排卵しないようにブレーキをかけ始めるタイミングを見極めるのは難しいのだと言われました。

 

排卵前にタイミングを取っていればまだ可能性はありますよ、と言われましたが…

私たちはまだ「未完成婚」。

そして夫はいまだに「妻だけED」のまま。

ただでさえ排卵してしまったことに絶望しているのに、さらに追い討ちをかけるような一言でした。

 

また生理三日目に来院してください、と言われて診察室を後にしました。

 

今週期は週に2回も会社を全休して、痛いのを我慢して毎日毎日注射したのにな…。

 

食べ物にも気を遣って、スノボに誘われたのも断って、土曜日も早起きして、1時間もかけて病院に通ったのにな…。

 

排卵する可能性があるとわかっていれば、タイミングを取ろうと心がけたかもしれないのに。

先生も、看護師さんも、一言言ってくれればよかったのに…。

 

夫は毎晩ゲームに夢中でタイミングを取ろうと思っている気は全くないし、子どもができない原因はわたしだと言って、上から目線で「子どもができなくてもいいよ」なんて言ってくる…。

 

たしかにわたしは早期卵巣不全で超低AMHだけど、ほぼ毎月ちゃんと卵胞は育っているし、ちゃんと排卵しています。

 

だから、タイミングさえ取れれば不妊治療をする必要なんてなかったはずなんです。

未完成婚で、タイミングが取れないから、妊娠の確率の高い体外受精にチャレンジしているわけです。

 

高いお金を使うことも、こんなに精神的に苦しむことだってなかったんです。

 

最初は夫の精液検査の結果が悪かったこともあり、不妊は夫側の問題だとちゃんと認識していたはずなのに、精液検査の結果が良くなって、さらにわたしの問題が見つかったから、そんなふうに思うようになってしまったのかなと思います。


次から次へといろんなことを考えてしまい、一日中ぼろぼろと涙をこぼして泣いてしまいました。

(そんな日に限って夫はスノボに行って不在。一人だけ楽しんでほんとにずるい)


でも、今回はそもそも卵巣が見えにくく、針を刺しても取れない可能性があったので、なるべくしてこういう結果になったと思うことにします!
採卵0個でも採卵術をすればお金はかかるし、採卵できても途中で発育が止まってもお金はかかる。

わたしの卵巣は偉いから、今回はだめだと分かった時点で、採卵前に排卵してくれたのかもしれないですね!

 

次回こそは絶対に採卵したいですが、その前に夫を教育・説得して、スポイト法でタイミングをとりたいなと思います…!

 

悲しみと悔しさで支離滅裂になっているかもしれませんが、読んでいただきありがとうございます!

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