ちょっとここらでtea break

30代会社員の不妊治療記録ブログ

不妊治療と仕事についてのおはなし

地方在住、30代の会社員です。不妊検査が終わり、今月から本格的に不妊治療がスタートしました。

これから長い戦いとなるかもしれない不妊治療。まっさきに気になったのが仕事のことでした。

今回は、不妊治療と仕事についてのお話しをしようと思います。

 

まずはじめに、わたしは不妊治療が進んでも、辞めるつもりはありません。

 

仕事が好きなわけではありませんが、今の仕事は自分に合っていると感じています。

 

職場の人達も良い人が多く、人見知りのわたしにとってはとても良い環境です。

何かあると心配して声をかけてくれる方も少なくありません。

 

なので、職場の人達にはなるべく事情を知られたくないし、不審に思われたくない、という思いが強くあります。

 

また、いままであまり仕事を休むことなく、まじめに通勤していたので、月に何度も休むのには抵抗があります。

 

不妊治療で検査をしていた頃、月に3回休むだけで、何か申し訳ない気持ちでいました。

それが、不妊治療を始めるともっと休む必要が出てくる。

これはもう、同じ部署のメンバーだけには伝えないといけない、と思いました。

 

まずはじめに上司一人に不妊治療をしていることを伝え、その他のメンバーには諸事情で通院している旨を伝えました。

 

上司は男性ですが、優しくて動揺もしない感じの人なので、思ったより驚いてはいないようでした(?)

ただ、不妊治療をしている部下を持つのは初めてで、どう対応してよいかわからないということで、人事にも報告するように言われました。

 

人事の方との面談では、テレワークが可能かどうか、有給を消化してしまったらどうするか、といったところを相談しました。

 

わたしの会社では、テレワークをする場合、1日のトータルで8時間勤務しなければならない規定になっています。

一回の診察には、移動時間2時間半を含めて約4時間かかります。

それ以外の時間で8時間確保するのはかなり厳しいので、テレワーク計画はなしになりました。

 

そして有休を消化してしまった場合については、現在特に制度はないため、欠勤という扱いになるとのことでした。

 

なんとなくそんな気はしていましたが、やはり知りたいことは直接聞くのが早いですし、いろいろ質問もできたのでよかったです。

 

同じ部署のメンバーに報告したときは、場の雰囲気がちょっと凍りついていましたが、その後からは普段と変わらず接してくれていました。

諸事情、としか伝えていないので、あらぬことを考えられているかもしれませんが、聞かれるまではこのままで過ごそうと思っています。

 

カミングアウトをしてからは、社内で知ってくれている人がいるという安心感があり、精神的にも落ち着いてきたと感じます。

 

とはいえ、進捗報告や共有をこまめにするなどして、出来るだけ迷惑をかけないようにしていこうと思います。

 

…次回へつづく