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30代会社員の不妊治療記録ブログ

転院先での初診についてのはなし〜夫編〜

地方在住、30代の会社員です。

夫とは付き合い始めてから5年、結婚して2年になりますが、意図せずプラトニック状態となっています。

前回まで、一般婦人科にて不妊検査を行なっていましたが、夫の検査結果がよくないことがわかり、不妊治療専門クリニックへ転院することになりました。

今回は、初めて不妊治療専門クリニックへ受診したときのお話しをしたいと思います。

 

転院先のクリニックは、自宅から約35km。高速に乗れば1時間かからないくらいの距離にあります。

今回は初診ということで、夫に時間をつくってもらい、二人で受診しました。

 

あらかじめネットで診察時間を予約しましたが、初診はカルテの作成や看護師さんとの面談があるとのことで、診察の1時間前には来るようにと連絡がありました。

 

受付を済ませ待合室へ行くと、椅子の向きが全て統一されており、患者さん同士が向かい合わないよう配慮されていました。

また、診察や検査などで呼ばれる際は、名前ではなく番号が画面に表示される方式。

やはり一般の婦人科とは違うなと感じました。

 

そしてもう一つ違うなと思ったのは、夫の不妊治療も一緒に始めてくれたところです。

夫はわたしの付き添いに来てもらうくらいと思っていましたが、いきなり検査をすることになりました…!

 

夫はその日検査をするとは思っておらず禁欲期間が短かったようですが、自分からすすんで検査してくれました。

 

結果は2回前とおなじでやはり良くなく、運動率が規定値以下でした。

わたしも一緒にモニターでリアルタイムに見せてもらいましたが、動いている子が数えるほどしかいなかったです。

 

先生の判断としては、夫の検査結果が毎回良かったり悪かったりとムラがあるので、ひとまずコンディションを整えるように心がける、とのことでした。

 

そして、わたしたちが一度も行為をしたことがないことについてひとこと。

 

「未完成婚ですね」

 

……未完成婚!?

 

未完成婚とは、結婚している夫婦でありながら一度も行為が完結していない婚姻状態のことをいうようです。

 

今までプラトニックという言葉で自分たちのことを表していましたが、未完成婚という言葉があるとは知りませんでした。

 

そして、その言葉の重さたるや…

でも、言い得て妙だなと思いました。

 

先生は夫に、「男は何もできないから、奥さんに協力するしかないんだよ」と言っていました。

そして、「治療薬を飲んでみる気になったかい?」と聞くと、夫は、

 

「……飲んでみます…!」

 

以前は怖いといって嫌がっていたのに、と思うと、それだけでとても嬉しかったです。

副作用が出る人もいるとのことですのであまり無理はさせたくないですが、夫の意思に任せて使ってもらうことになりました。

 

それから、夫もホルモン検査のために採血をしてもらいました。

何かしらの不妊要因があるかもしれないので、検査結果を待とうと思います。

 

夫の方はクリニックから帰宅後、運動したりサプリを飲んだり、頑張るよと言ってくれました。

治療薬も使ってみるねと、あらためて伝えてくれました。

 

長くなったので、今回はここまでとします。

 

次回は初診でのわたしの1日についてお話しします!