ちょっとここらでtea break

30代会社員の不妊治療記録ブログ

不妊検査に3ヶ月かかってしまったはなし

地方在住、30代の会社員です。

3ヶ月前に婦人科デビューし、ようやく全ての不妊検査が完了しました。

今回は、不妊検査に時間がかかってしまった理由についてお話ししようと思います。

 

初めての検査については以前の記事でお話ししましたが、まずは血液検査と内診を行いました。

 

内診では子宮体がんやクラミジアなどの病気もなく一安心。

 

一方、血液検査ではFSH(卵巣刺激ホルモン)が規格値より高く、卵巣機能の低下が見られるとのこと。これは排卵するのにホルモンがいっぱい必要ということで、きちんと排卵されているのであれば妊娠できる、とのことでした。

 

ここまではわたし一人で通院し、わたしだけの検査をしていました。

そして、通院3回目にして唐突に、次は旦那さんの検査してみようか〜と言われました。

 

夫がもしかしたら検査できない状態(検体を用意できない)かもしれないということは、先生もわたしも気になっていましたが、ひとまず聞くだけ聞いてみようということになりました。

 

帰宅してから夫に検査容器の入った袋を見せて、検査お願いできる?と聞くと、思いのほかとすんなり受け入れてくれました。

 

ところが…

夫の検査当日、わたしが仕事を終えて帰宅すると、再検査になった、とのこと。

どうやら検体を容器ではなく別の袋に入れてしまったそうです。

 

そして再検査のときには、避妊器具に入れた検体を容器に入れていたとのことで、またまた再検査となってしまいました。

 

ということで、再再検査でようやく検査機関に提出することができ、夫の検査結果が分かるまで一ヶ月半もかかってしまいました…涙

 

不妊治療は一ヶ月が貴重なのですごくもったいなかったですが、わたしの説明不足のせいもあると思うので、ぐっと我慢しました。

男性の方は、検査方法をしっかり聞いて、わからないことは確認してから検査を行ってほしいと思います…!

 

さて、その結果ですが……

とても悪かったです。そもそも検体量が少なく、正常形態率と運動率の欄には「不定」と書いてありました。

 

先生いわく、この数値では通常妊娠は難しく、高度生殖技術が必要との判断になりました。

その前に、一度病院で顕微鏡を使って見てみようと言うことになりました。

 

その日は夫が一人で検体を持って病院へ行き、初めて先生の問診を受け、一緒に顕微鏡で検体を見たそうです。

 

夫は初めて自分のプレ赤ちゃんを見て、ちゃんといたよ!と、ちょっと嬉しそうに話してくれました。どうやらその日は検体量も前より多く、状態も良さそうだったみたいです。

そして、最後にもう一度検査することになったのでした。

 

結果は、ひとまず規格値を満たしていました。

運動量や正常形態率などはまったく問題なかったですが、やはり検体量が少なく、それにともなって濃度が規格値ぎりぎりでした。

 

先生からは、この結果だと人工授精は出来るけれど、きっと旦那さんは状態が安定しないんだと思います、と言われました。

 

何度か検体をとって、いい状態のものを凍結しておいて、それで人工授精をするのがいいのでは?との判断になりました。

 

今の病院では人工授精は出来るけれど、夫の検体を凍結することはできないので、不妊治療専門クリニックへ転院することになりました。

 

慣れてきただけに、また新しい病院へ行くのは少し緊張しますが、早く赤ちゃんを授かりたいので頑張りたいと思います!

 

ちなみに、夫の検査結果を聞いた3日後に卵管造影検査をしてきました。

異常なしでしたが、チューブをつけた直後に激痛…!目尻には涙…!

 

モニターに映った子宮はすごくちっちゃくてきれいでとてもかわいかったです笑

 

これで全ての検査が終わり、初めて婦人科にかかってから3ヶ月が経過したのでした。

 

…次回へつづく