ちょっとここらでtea break

30代会社員の不妊治療記録ブログ

不妊検査に行こうと決めたときのはなし

地方在住、30代の会社員です。

3ヶ月前に婦人科デビューし、不妊検査をしているところです。

検査の結果、高度生殖医療機関にかかることが必要と分かったので、このタイミングでブログを始めようと思いました。

まずは、不妊検査をはじめるに至った経緯をお話ししようと思います。

 

3年の交際期間を経て、2年前に結婚しました。

しかしながら、わたしたち夫婦はいまだにプラトニック状態…!

夫婦仲は良く、お互いずっと恋人のような感覚ですが、いい雰囲気になっても一線が越えられず、気づけば5年も経っていました。

 

いっしょに住み始めたら…

結婚したら…

結婚式が終わったら…

仕事が落ち着いたら…

 

いろいろな節目節目を終えたら夫もその気になるのでは?

今はまだその時ではないと思ってるのでは?

 

そう思ってずっと待っていましたが、そんなことはなく…

確かに昔は少し抑えている様子もありましたが、時が経つにつれいい雰囲気になることも少なくなり、友達に近い関係になっていました。

 

そうしているうちに30歳を越え、そろそろ子供が欲しいと思うようになりました。しかしながらわたしたち夫婦はプラトニックなまま。夫にそれとなくお誘いしても、やんわりとお断りされる…。

かなりショックでしたが、毎月排卵日付近になると勇気を出して、またお誘いしていました。

 

ある日夫がその気になってくれたのですが、最後まで至らず、ごめんねと言われました。

その時は「今日はちょっと疲れてるから」と言っていましたが、実は夫なりの優しさなのでした。

 

そうとは知らず、わたしは男性機能が衰えていて全くできないものと思っていました。

「病院に行ったほうがいいんじゃない?」と夫に言うと、そんなんじゃないんだ、と言って、とても申し訳なさそうに言いました。わたしとはなぜかできないんだ、と。

 

夫は、わたしのことが大切すぎて、そういう気持ちにはならないんだと言っていました。

本当かはわからないけれど、夫がとても辛そうで、わたしに言えずにずっと一人で抱えてきたのかもしれないと思いました。そんな夫に、もう無理させたくないと思いました。

 

とはいえ、わたしもフラストレーションが溜まりますし、妊活をはじめることすらできない焦りを感じていました。

そんな中、突然やってきた出産ラッシュ。妊娠報告を聞くたびにどろどろとした感情に支配され、泣き出したり夫に八つ当たりしたり、かなり酷い精神状態でした。

 

ひと通りの出産ラッシュが終わった頃、わたしの精神状態も落ち着き始め、ふと思いました。

 

…現代医療に頼ろう、と。

 

夫がわたしとできないだけなら、人工授精で妊娠できるはず。でも、そのためにはお互いの身体が健康でなければいけない。

ということで、わたしは不妊検査へ行くことを決めたのでした。

 

ただ、いきなり不妊治療専門の病院には抵抗があり、そもそも今まで一度も婦人科に行ったことがありませんでした。

 

ということで、すでに出産した友人おすすめの一般婦人科へ行ってみることにしたのでした。

 

…次回へつづく